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2012年10月19日 (金)

ハムスターの頬袋脱

ハムスターは、口の左右に大きな頬袋とよばれる袋を持ってます。

その頬袋が反転し口から飛び出す事があり、頬袋脱と言います。

口からピンク色のものが飛び出ているのですが、

口から何か出ている!?と気づくより、

口の横に出来物が出来た。と思われる事もあります。

下の写真の赤い○の中が脱出した頬袋

Photo 

原因としては、

※炎症・腫瘍(例:とがったものを頬袋に詰め込んで

頬袋内を傷つけて炎症・化膿を起こした場合、

詰め込んだものが頬袋内で腐って感染がおこった場合、

また、頬袋内に腫瘍が出来て飛び出す場合。

※頬袋に詰めたものが頬袋内にくっついてしまう

(例:巣材をティッシュにしている場合、頬袋に入れて出す際に、

ティッシュが頬袋にくっついて頬袋が飛び出ることもある)

などがあります。

治療としては、

1)発見が早ければ、元に整復する。

2)整復後、再び脱出しないように縫合する。

3)脱出した頬袋を切除・縫合する

どの治療法になるかは、経過時間・頬袋の損傷・浮腫の有無により変わります。

時間の経過が長く、浮腫が強かったり、感染が起こってたり

捻じれて血行障害が出てしまっている場合は

正常に整復して縫合しても違和感が残り、非常に気にする為、

当院では切除しています。

切除後↓

Photo_2 

髪の毛より細い糸で縫合し、溶ける糸を使用する為

抜糸の必要がなく、麻酔から覚めしばらくしてご飯をあげると

普通に食べてくれます。

また、切除する為、再脱出する事もなく終わりとなります。

頬袋脱は、

早ければ早い程、元に戻せる確率が高いので

あれ?と気がついたら早めに病院へ行かれて下さい。

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